導入 - VP-15で始めるスマートなライフログ
オリンパスのVP-15は、ペン型でスタイリッシュなデザインが魅力のボイスレコーダー。胸ポケットに挿しておけば、必要な時にサッと録音できる手軽さが、ライフログに最適です。今回は、VP-15をライフログで活用するために、マニュアルを読み解きながら、特に使いそうな機能設定と、外部マイクを使った録音方法についてまとめました。
VP-15 ライフログ活用で使いこなしたい機能設定
1. 録音シーンセレクト:状況に合わせた最適な音質設定 (マニュアル p.28)
VP-15には、録音シーンを選ぶことで、録音設定を自動で最適化できる便利な機能があります。ライフログでは、様々な場所や状況で録音することが考えられるので、シーンセレクト機能を活用することで、常に最適な音質で記録することができます。
- シーンの選択方法:
- 停止中にMENU/SCENEボタンを0.5秒以上押す
- OK ボタンを押す
- +または-ボタンを押して各録音シーンを選ぶ
- OK ボタンを押して設定を完了する
- PLAY/STOP ボタンを押してメニュー画面を終了する
- 利用可能なシーン:
- [ポケット]:服のポケットに入れた状態で、周囲の音を捉えたい時に適しています。
- メモ: 近距離での個人的なメモやアイデアを記録する際に適しています。
- 会議: 複数人が参加する会議や打ち合わせを記録する際に適しています。
- 商談: 1対1での会話や商談を記録する際に適しています。
特にこの[ポケット]モード! VP-15を購入した理由の一つが、この形状で胸ポケットに挿して手軽に録音できること。[メモ]モードと合わせて、VP-15はまさにライフログのためにあるような機能です。
様々なシーンで録音してみて、音質の違いを確認し、自分に合ったシーンセレクトを見つけましょう。
2. 録音モード:用途に合わせたモード選び (マニュアル p.61)
VP-15には、以下の録音モードが用意されています。それぞれの特徴を理解し、用途に合わせて使い分けましょう。
- [PCM] 高音質録音:
- 最高音質で録音できますが、ファイルサイズが大きくなります。
- 音質を重視したい場合におすすめです。
- [MP3 128k ST]:
- PCMに比べて音質は劣りますが、ファイルサイズを小さくすることができます。
- ある程度の音質を保ちつつ、長時間録音したい場合におすすめです。
- [WMA 32k Mono]*:
- MP3よりもさらにファイルサイズを小さくすることができます。
- 音質はそれほど重要ではなく、とにかく長時間録音したい場合におすすめです。
- モノラル録音になります。
- [WMA 5k Mono]* 長時間録音:
- 最もファイルサイズを小さくすることができます。
- 長時間の会議や講義など、音質よりも録音時間を優先したい場合におすすめです。
- モノラル録音になります。
ライフログでは、長時間録音することも考えられるので、WMAモードを活用することで、ファイルサイズを抑えることができます。
3. 擦れ音フィルター:ノイズを軽減してクリアな録音 (マニュアル p.63)
VP-15には、擦れ音フィルターという機能があり、衣服との擦れ音や風切り音などのノイズを軽減する効果があります。ペン型で胸ポケットに入れて使用する場合、衣服との擦れ音が気になることがあるので、この機能を活用することで、よりクリアな音声を記録することができます。
- High/Low設定: 擦れ音フィルターの強度をHigh/Lowで切り替えることができます。
胸ポケットでの録音では、特にこの機能が重要になりそうです。実際にどのような効果があるのか、試してみたいと思います。
4. 日付時刻設定:正確な記録のために (マニュアル p.23-25)
VP-15で記録したライフログを後から整理する際に、日付や時刻が正確に記録されていると非常に便利です。VP-15には、日付時刻を設定する機能があるので、必ず設定しておきましょう。
- 手動設定: 手動で日付時刻を設定することができます。
- パソコンと同期: パソコンと接続することで、自動的に日付時刻を同期することができます。
5. 録音感度設定:最適な音量を設定 (マニュアル p.59)
録音する場所や状況によって、最適な録音感度は異なります。VP-15には、録音感度を設定する機能があるので、適切な音量で録音できるように調整しましょう。
6. 外部マイクを使った録音:音源をダイレクトに捉える (マニュアル p.29, p.90)
VP-15は、外部マイクを接続して録音することも可能です。他の機器の音声を出力する場合など、よりクリアな音声を記録したい場合に有効です。
ただし、設定に注意が必要です!
- 必要なもの:
- ダビング用コネクティングコード KA333(別売)
- 接続方法:
- 他の機器の音声出力端子(イヤホンジャック)とVP-15のマイク/イヤホンジャック(q)を、ダビング用コネクティングコードで接続します。
- 重要な設定:
- あらかじめ[ジャック選択]の設定を[マイク]にしてください (マニュアル P.90)。 これを忘れると、外部マイクで録音できません!
この機能を使う機会が来た際は、必ずこの設定を確認してから録音に臨みたいと思います。
ライフログでの活用例
これらの機能を活用することで、VP-15を以下のようなライフログに活用することができます。
- 日々のアイデアや気づきの記録:
- ひらめいたアイデアや、日々の生活で気づいたことを、メモモードで手軽に記録。
- 会議や打ち合わせの記録:
- 会議や打ち合わせの内容を、会議モードで詳細に記録。
- 長時間の会議の場合は、WMAモードを活用してファイルサイズを抑える。
- 街歩きの記録:
- 街を散策しながら、風景や出会った人との会話を、擦れ音フィルターをON、かつポケットモードにして記録。
- 語学学習:
- 語学教材をVP-15に録音し、通勤時間や休憩時間にリスニング。
- ラジオ講座などを高音質で録音したい場合は、外部マイクを使って録音。
まとめ - VP-15を使いこなして、充実したライフログ生活を!
VP-15は、コンパクトで高音質な、非常に魅力的なボイスレコーダーです。今回ご紹介した機能を活用することで、VP-15をさらに便利に使いこなし、充実したライフログ生活を送ることができます。特に、ペン型で胸ポケットに挿せる手軽さと、外部マイクを使った録音機能は、他のボイスレコーダーにはない魅力です。ぜひ、VP-15を手に取って、あなただけのライフログを始めてみましょう!
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