「せっかく録音したのに、ファイルが途中で分割されてる…」
ボイスレコーダーを使っていると、そんな経験ありませんか? 僕は先日、まさにその事態に遭遇! 原因を特定し、解決するまでに試行錯誤したので、同じような悩みを抱えるあなたのために、その過程をシェアしたいと思います。
突然のファイル分割…何が起こった?
ある日、イベントの記録をしようと、愛用のオリンパスWS-805でPCM録音を試みました。いつもは「録音シーン」機能を使って、ボイスレコーダーにおまかせで録音しているのですが、今回はちょっと音質にこだわりたくなって、普段使わないPCM録音に挑戦してみたんです。ところが、後で確認してみると、ファイルがだいたい15秒ごとに細切れになっているではありませんか!
「え、なんで?!」
焦ってマニュアルを読み返してみることに。
原因究明:マニュアルとの格闘
まずは、落ち着いてWS-805のマニュアルをチェック。すると、「音声同期録音」という機能を発見しました。これは、音声が途切れた部分を感知して自動で録音を一時停止、再び音がすると録音を再開するというもの。
support.jp.omsystem.com
*同時期のモデル)V-803のマニュアル (「録音に関するメニュー設定」 P61、「音声同期録音の設定」 P82) を参照。
(もしかして、これが原因…?)
そう思い、さらにマニュアルを読み進めると、「音声同期レベルの調整」という項目が。録音中に「レベル確定?」という表示が出たことを思い出し、ピンときました。
*同マニュアル (「音声同期レベルの調整をして録音する」P84) を参照。
結論:音声同期録音の設定がオンになっていた
どうやら、音声同期録音の設定がオンになっていたため、無音部分を検知して録音を中断、再開を繰り返した結果、ファイルが細切れになってしまったようです。普段、録音シーンセレクト機能を使っている時は、細かい設定を気にしなくても良いのですが、PCM録音では自分で設定する必要があったんですね。
解決策:音声同期録音をオフにする
原因が特定できたので、対策は簡単。WS-805の設定で、音声同期録音をオフにするだけです。
【豆知識】WS-805はビットレート変更可能!
今回のトラブルシューティング中に、WS-805にはビットレート変更機能があることを発見しました!
設定で録音ファイル形式を選んだ後、右クリックするとビットレートを選べるんです。これは地味に嬉しい発見でした。
今回の教訓と今後の対策
今回の件で、ボイスレコーダーの設定をきちんと理解しておくことの重要性を痛感しました。特に、普段使わない機能を使う際は、事前にマニュアルをよく読んでおくべきですね。
今後は、録音設定をいじる際は、音声同期録音機能をオフにすることを徹底します!
まとめ:原因を特定すれば解決できる!
今回は、ボイスレコーダーのファイルが分割されるというトラブルに見舞われましたが、原因を特定し、適切な対策を講じることで無事解決することができました。
もし、あなたも同じような問題に直面したら、まずは落ち着いてマニュアルを読み返し、設定を見直してみてください。
【おまけ】ボイスレコーダー選びのポイント
今回の経験を踏まえ、ボイスレコーダーを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
- 音質: 高音質で録音できるものを選びましょう。
- 操作性: 簡単な操作で録音・再生できるものがおすすめです。
- 機能: 音声同期録音、ノイズキャンセルなど、必要な機能が搭載されているか確認しましょう。普段使い慣れている機能がある機種を選ぶのも良いかもしれません。
今後のアクション
- セミナーや会議で録音を行う際は、音声同期録音機能をオフにする。
- ビットレート変更機能を活用する。
※今回の記事は、筆者の経験に基づいたものです。すべての環境で同様の結果が得られるとは限りません。
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