Windows 11の再インストール完了までもう少し?!
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「PCの動作が重い…」「なんだか調子が悪い…」
そんな時、最終手段として「Windowsの初期化」や「再インストール」を考える方は多いのではないでしょうか。私もそうでした。しかし、その決断が、まさか絶望の始まりになるとは、その時は夢にも思っていませんでした。
この記事は、私が実際に経験したWindows 11の初期化失敗という悪夢と、そこからPCを復活させるまでの試行錯誤の全記録です。途中で投げ出したくなるような困難に直面し、焦り、途方に暮れ、そして最後の希望をかけて挑んだディスク診断。
もしあなたが今、PCのトラブルで困っているなら、私の失敗と成功の体験が、きっとあなたのPCを救うヒントになるはずです。これは、単なる手順書ではありません。一人のPCユーザーが、愛機を救うために奮闘した物語です。
1. 始まりは突然に…PCの異変と初期化への決断
私の愛用しているWindows 11搭載PCは、ある日を境に動作が不安定になり始めました。起動が遅くなり、アプリケーションが頻繁にフリーズする。最初は「一時的なものだろう」と楽観視していましたが、日を追うごとに症状は悪化。ついに、作業に支障が出るレベルにまで達してしまったのです。
「これはもう、初期化しかない…!」
そう決断した私は、大切なデータを外付けHDDにバックアップし、意気揚々とWindowsの「このPCを初期状態に戻す」を開始しました。これで、あの快適なPC環境が戻ってくるはずだと、胸を躍らせていたのです。
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2. 悪夢の始まり:初期化が途中で止まった日
「このPCを初期状態に戻す」を選択し、順調にプロセスが進んでいるように見えました。画面には「このPCを初期状態に戻しています (1%)」と表示され、少しずつパーセンテージが上がっていくのを確認していました。
「これで一安心…」そう思ったのも束の間、悪夢はここから始まりました。
しかし、しばらくすると異変が起こりました。パーセンテージが「42%」でピタリと止まってしまったのです。
42%で完全にフリーズ。数時間待っても全く進まず、私の心臓はバクバクと音を立て始めました。
数時間待っても状況は変わらず、私は焦り始めました。強制終了するしかないのか?でも、途中で電源を切ったらどうなるんだ?不安と恐怖が私の心を支配しました。結局、意を決して電源ボタンを長押しし、強制終了。再起動すると、Windowsは起動せず、回復環境が立ち上がるばかり…。
「まさか、こんなことになるなんて…」
3. 試行錯誤の連続:回復オプションとコマンドプロンプト
回復環境から再度「このPCを初期状態に戻す」を試みましたが、結果は同じ。何度やっても途中で止まってしまうか、エラーメッセージが表示されて元の画面に戻されてしまいます。
「個人用ファイルを保持する」オプションと「すべて削除する」オプションの両方を試しましたが、どちらも失敗。次に、回復環境の「トラブルシューティング」から「詳細オプション」に進み、「コマンドプロンプト」を開いてchkdsk C: /f /rコマンドを実行しました。これでディスクのエラーが修復されれば…と藁にもすがる思いでしたが、残念ながら状況は改善しませんでした。
この時、私の頭の中には「もうこのPCはダメなのかもしれない」という最悪のシナリオがよぎっていました。
4. 最後の希望:Linuxでディスク診断に挑む
Windowsの回復機能ではどうにもならないと判断した私は、最後の手段としてLinux環境でのディスク診断を決意しました。以前から興味のあったLinux MintをUSBメモリにインストールし、ライブ起動でPCの状態を調べてみることにしたのです。
Linux Mintを起動し、ターミナルを開いて、まずはディスクの情報を確認。
次に、NVMe SSDのS.M.A.R.T.情報を取得しようとsudo nvme smart-log /dev/nvme0n1コマンドを実行しました。しかし、ここでまた壁にぶつかります。
「command not found」!必要なツールがインストールされていないことに気づき、焦りましたが、すぐに`nvme-cli`のインストールを試みました。
「command not found」!必要なツールがインストールされていないことに気づき、一瞬また絶望しかけましたが、すぐにsudo apt install nvme-cliを実行し、無事にツールをインストール。改めてS.M.A.R.T.情報を確認すると、いくつかのエラーが検出されました。
やはり、ストレージに何らかの問題が発生していたのです。
5. そして、PCは復活した!私の最終的な解決策
ストレージに問題があることが判明した私は、いくつかの選択肢を検討しました。
- Windowsインストールメディアからのクリーンインストール: 既存のリカバリー領域に問題がある可能性が高いため、完全に新規のインストールを試す。
- メーカーサポートへの問い合わせ: 専門家による診断と修理。
- ストレージの交換: 物理的な故障であれば、新しいSSDに交換する。
私の場合は、幸いにもWindowsインストールメディアからのクリーンインストールで無事にOSを再導入することができました。Linuxでの診断でストレージの軽微なエラーが判明したものの、致命的な故障ではなかったようです。
クリーンインストール後、PCは嘘のように快適に動作し始めました。あの重かった動作、頻発していたフリーズは完全に解消され、まるで新品のPCを手に入れたかのような感動を覚えました。
6. 私の体験から学んだこと:再インストールで後悔しないために
今回のWindows初期化失敗という経験は、私にとって非常に大きな学びとなりました。もしあなたがPCの再インストールを検討しているなら、私の失敗談から以下の点を強くお勧めします。
データバックアップは「しすぎ」ということはない:
- 「これだけは!」というデータだけでなく、OSドライブにある全ての重要データを複数の場所にバックアップしておきましょう。私は今回、外付けHDDとクラウドストレージの両方にバックアップしていたため、最悪の事態は免れました。
リカバリーメディアは事前に作成しておく:
- PCが正常に動作しているうちに、メーカー提供のリカバリーメディアやWindowsのインストールメディアを作成しておきましょう。トラブル発生時に、これが唯一の救世主となる可能性があります。
- インストールメディア作成に最適なUSBメモリ
- 備えあれば憂いなし
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- トラブルシューティングの引き出しを増やす:
- Windowsの機能だけで解決できない場合でも、Linuxなどの別のOSを使って診断できる知識があると、解決の糸口が見つかることがあります。
- 専門家への相談をためらわない:
- 自力での解決が難しいと感じたら、無理せずPCメーカーのサポートや専門業者に相談しましょう。時間と労力を無駄にせず、確実に問題を解決できます。
まとめ:あなたのPCもきっと復活できる!
Windowsの再インストールや初期化は、PCのトラブルを解決する強力な手段ですが、時には予期せぬ困難に直面することもあります。私の体験談が、もしあなたが同じような状況に陥った際の、一筋の光となれば幸いです。
あの絶望的な状況からPCを復活させることができたのは、諦めずに試行錯誤を続けた結果です。あなたのPCもきっと復活できます。
もし、あらゆるトラブルシューティングを試しても解決しない場合は、PC本体の故障も考えられます。この機会に最新のPCへの買い替えを検討するのも一つの手です。新しいPCで、快適なデジタルライフを再スタートさせましょう!
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