カメラと

カメラと日常の覚書

早朝3時の情熱!OM SYSTEM で身近な野鳥を魅力的に!写真家・中村利和さんの撮影術を徹底解説 - 望遠レンズを駆使した背景ぼかし術 & 鳥の見つけ方【CP+2025 レポート】

導入:早朝3時の情熱!身近な野鳥の新たな魅力を発見!【CP+2025 レポート】

「野鳥の写真って、なんだか難しそう…」そう思っていませんか? 今回は、写真映像のワールドプレミアショー、CP+2025 の OM SYSTEM ブースで開催された、身近な野鳥の撮影に情熱を注ぐ写真家・中村利和さんのトークショーに参加し、その撮影スタイルや考え方を教えていただきました!

難しい機材や遠い場所に行かなくても、身近な野鳥を魅力的に撮るヒントが満載です。実は以前、OM SYSTEM GALLERYで開催された写真展「鳥の肖像」にもお邪魔し、中村先生にご挨拶させて頂いた事があるんです。今回のトークショーで、その時の感動が蘇りました!そして何より驚いたのが、中村先生の早朝にかける情熱!なんと、撮影のために朝3時に起きることもあるそうなんです!!はやっ。。。

1. 中村利和さんってどんな写真家?:自然体で野鳥を捉える

中村利和さんは、神奈川県を拠点に活動するフリーランスのフォトグラファー。

高校生の頃から野鳥の観察・撮影を始め、その自然な表情や仕草を記録し続けています。 著書も多数あり、野鳥の世界を深く追求しているんです。 著書には写真集「BIRD CALL」青菁社、「鳥の骨格標本図鑑」文一総合出版(共著)、写真集「鳥の肖像」があります。中村先生のHPはこちらから→https://www.birdcall.info/

2. 中村さんの撮影スタイル:鳥への愛とリスペクト

中村さんの写真の特徴は、鳥への深い愛情とリスペクトを感じられること。 警戒させないように、自然な姿を捉えることを大切にしています。 「鳥が自然な姿でいること、こちらを警戒していないこと」にこだわり、まるで鳥と心を通わせているかのような写真を生み出しているんです。

3. 撮影のポイント:光、背景、観察がカギ

中村さんが特に重視しているのが、以下の3つのポイントです。

  • 光: 時間帯や天候によって変化する光を巧みに操り、鳥の美しさを引き立てます。特に、日の出直後の数十分は、ドラマチックな光を捉えるチャンス!
  • 背景: 周囲の環境を意識し、鳥の存在感を引き立てる背景を選びます。 望遠レンズを駆使して背景をぼかし、主役である鳥を際立たせるテクニックも重要!
  • 観察: 長年の経験から培われた観察眼で、鳥の行動を予測し、シャッターチャンスを逃しません。

4. 撮影の注意点:身近な場所で何度もチャレンジ!早朝3時が勝負!

中村さんは、特別な場所に行かなくても、身近な公園などで魅力的な写真が撮れることを教えてくれました。 近くの公園で鳥の行動を観察し、どんな時にどんな場所に来るのかを把握することが大切だそうです。さらに、撮影場所の選定も非常に重要

  • 鳥のいそうな場所の探し方:
  • 公園内の池や川など、水場は鳥が集まりやすいスポット。
  • 木の実がなる木や、虫が豊富にいる場所も要チェック。
  • 鳥のフンが落ちている場所は、鳥がよく止まっている可能性大!
  • 電線や木の枝など、鳥が休憩しやすい場所も見逃さないようにしましょう。

  • 撮影前の場所探し:
  • まずは近所の公園をチェックし、安全に撮影できる場所かどうか確認。
  • 柵などカメラアングルが制限されるものがないか確認。
  • 季節によって変化する木々の様子、鳥がよく止まる場所(電線、木の枝など)を把握。
  • 太陽が昇る方向を確認し、逆光での撮影が可能かどうか確認。
  • これらの情報を元に、撮影場所をいくつか候補としてピックアップしておく。
  • 何度も通って、鳥との出会いのチャンスを増やす
  • 水面ギリギリまでカメラを下げて、普段とは違う視点から撮影する
  • 時間帯を意識して、朝日や夕日の美しい光を活用する。特に早朝3時に起きて、日の出の数十分にかける情熱が重要!

5. 使用機材:OM SYSTEM のカメラを愛用

中村さんが愛用しているのは、OM SYSTEM のカメラ。 特に OM-1 mark II をメインで使用しています。今回のCP+2025 OM SYSTEMブースでは、OM-1 mark II の他にも最新機種やレンズを実際に手に取って体験することができました!

  • OM-1 mark II : 高性能なAF(オートフォーカス)と連写機能で、動きの速い野鳥も逃さず捉えます。
  • M.ZUIKO DIGITAL 100-400mm F5.0-6.3 IS II: 超望遠レンズで、遠くの野鳥も大きく写すことができます。
  • M.ZUIKO DIGITAL 150-400mm : 野鳥撮影には欠かせないレンズ OM SYSTEMのカメラは防塵防滴性能にも優れているため、雨の日や水辺でも安心して撮影できるのが魅力です。

6. 撮影テクニック:プロキャプチャーモードを活用

特に動きの速い鳥を撮影する際に役立つのが、OM SYSTEM の プロキャプチャーモード

シャッターボタンを半押ししている間、連写を開始し、全押しした瞬間から遡って画像を記録してくれるんです。 これなら、シャッターチャンスを逃す心配もありませんね!

7. 構図のポイント:背景を意識して鳥を引き立てる

遠くにいる鳥を撮影する際は、構図を意識することが大切です。 海の青さを取り入れたり、周りの風景を効果的に配置することで、写真に奥行きと広がりを与えることができます。望遠レンズを効果的に使用し、背景をぼかすことで、より鳥の存在感を際立たせましょう。

8. +α: 珍しい鳥との出会いも楽しむ

普段から鳥を観察していると、珍しい鳥に出会えることもあります。 「わざわざ珍鳥を探しに行くのではなく、様々な場所で鳥を観察・撮影することを心掛けています」という中村さん。 日々の観察の中で、新たな発見があるかもしれませんね!

まとめ:さあ、あなたも身近な野鳥を撮りに出かけよう!【CP+2025 参加レポート】

中村利和さんの撮影術から、身近な野鳥の魅力を引き出すためのヒントをたくさん学ぶことができました。 難しい技術は必要ありません。大切なのは、鳥への愛情、光への意識、そして何よりも観察力。 そして、早朝3時に起きる情熱!さらに、望遠レンズを駆使した背景ぼかしもマスターして、あなたも OM SYSTEM のカメラを持って、身近な野鳥を撮りに出かけませんか? CP+2025 の OM SYSTEM ブースで、最新機種に触発された私も、これからもっと野鳥撮影に挑戦していきたいと思います! きっと、新しい発見と感動が待っているはずです!

キーワード: #OMSYSTEM #野鳥撮影 #中村利和 #写真家 #撮影術 #光 #背景 #観察 #身近な野鳥 #カメラ #早朝撮影 #日の出 #場所探し #望遠レンズ #背景ぼかし #鳥の見つけ方 #鳥の肖像 #CP+2025