こんにちは!カメラマンのりょうです。
ブログを運営していると、記事の見た目や「もっと読まれやすくするにはどうしたらいいんだろう?」って、いろいろ気になってきますよね。私も日々、試行錯誤の連続です。
最近、私が「むむむ?」と気になって調べてみたのが、はてなブログの「H2問題」と呼ばれるもの。外部エディタで書いた記事をコピペしたときに、「あれ?なんかレイアウトがしっくりこない…」と感じたのがきっかけでした。
もしかしたら、あなたも同じような経験があるかもしれません。
この記事では、
- そもそも「H2問題」って何?
- なんでH2から見出しを書くのが良いって言われるの?
- 具体的にどうやって設定すればいいの?
- じゃあ、もう書いちゃった過去記事はどうすれば…?
といった疑問に、私なりに調べてみて「なるほど!」と思ったことを、分かりやすくまとめてみました。ブログの見出しを整えることは、読者さんにとって読みやすい記事になるだけでなく、SEO(検索エンジン最適化)にも繋がる大切なポイント。この記事が、あなたのブログ運営のヒントになれば嬉しいです!
そもそも「H2問題」って何?はてなブログの見出しの基本
ブログ記事を書くとき、見出しってすごく大事ですよね。文章の区切りが分かりやすくなるし、読みたいところにパッと飛べる目印にもなります。この見出しには、実はHTMLという言語で「レベル」が設定されているんです。一番大きな見出しがH1、次がH2、H3…と続いていきます。
はてなブログのデフォルト設定:
- 実は、はてなブログの編集画面で「大見出し」を選ぶと、自動的にH3タグが設定されることが多いんです。
- これは、はてなブログ側が「ブログ全体のタイトルがH1、記事自体のタイトルがH2」という構造を想定しているからなんですね(はてなブログのヘルプにも記載がありました)。
- なので、記事本文中の最初の大きな見出しはH3から、というのがはてなブログの基本的な考え方のようです。この構造自体は、HTMLのルールから見ても間違いではありません。
「H2問題」と呼ばれる背景:
- でも、「記事本文の最初の見出しはH2から始めた方が良いんじゃない?」という声も多く聞かれます。これが、いわゆる「H2問題」と言われるポイントです。
- 「え、じゃあどっちが正しいの?」って思いますよね。私も最初は混乱しました。
このセクションでは、まず「H2問題」の前提となる、はてなブログの見出しの基本について触れてみました。次のセクションでは、なぜH2から始めることが推奨されるのか、その理由を詳しく見ていきましょう!
SEOにも影響?H2から見出しを始めるべき理由と具体的な方法
はてなブログのデフォルトではH3から見出しが始まるのに、なぜ多くの人が「H2から書くべき」と言うのでしょうか?それには、主に読者の読みやすさと、検索エンジンからの評価(SEO)に関わるいくつかの大切な理由があるんです。
H2から見出しを始めるメリット:
- SEO効果への期待: 検索エンジン(Googleなど)は、記事の内容を理解するために見出しタグをとても重視します。一般的に、H1タグ(多くは記事タイトルに使われます)の次に重要なのがH2タグ。記事の主要なテーマやセクションをH2で示すことで、「この記事はこういう大切な内容について書かれていますよ」と検索エンジンに効果的に伝えられると言われています。これにより、検索結果で上位に表示されやすくなる可能性が高まるんです。
- 記事の論理構造が明確に: 記事タイトルが全体のテーマを示し、本文中のH2見出しがそのテーマを構成する大きな柱となるイメージです。H2 → H3 → H4…と階層的に見出しを使うことで、記事全体の構成がスッキリ整理され、読者も「今、何についての話なんだろう?」と迷いにくくなります。
- 目次機能の最適化: はてなブログには、見出しから自動で目次を作ってくれる便利な機能がありますよね。H2から見出しを使い始めることで、目次もより分かりやすく、しっかりとした階層構造で見せることができます。
- 一般的なWebの慣習: 実は、WordPressなど他の多くのブログサービスや一般的なウェブサイトでは、記事本文の最初の大きな見出しとしてH2タグを使うのが一般的だったりします。
外部エディタ利用時のレイアウトの違和感とH2:
- 私が最初に「ん?」と思ったのは、外部のエディタで書いた記事をはてなブログに貼り付けた時でした。なんだか思った通りの見た目にならない…。
- これは、外部エディタで「これは大見出し!」と思って書いたつもりが、はてなブログ側ではH3として認識されたり、あるいは設定していたCSS(デザインの指示書みたいなもの)がH2とH3で違ったりするために起こることがあります。意図しない見出しレベルが適用されると、文字の大きさや装飾が変わってしまい、レイアウトが崩れたように感じてしまうんですね。
H2見出しを使う具体的な方法:
- はてなブログの編集画面のボタンではH3になってしまうので、H2を使うには少し手作業が必要です。
- HTML編集モードの場合:
<h2>ここにH2見出しのテキストを書きます</h2>
と直接入力します。
- Markdownモードの場合: 行の先頭に
##
(シャープ記号2つと半角スペース)を入力し、続けて見出しのテキストを書きます。
- どちらのモードを使うにしても、大切なのは見出しのレベルを順番に使うこと。H2の次にいきなりH4を使う、といった飛ばし方はNGです。H2を使ったら、その下の小見出しはH3、さらに細かい内容はH4、というように、きちんと階段を降りるように使いましょう!
- 外部エディタから貼り付ける際の注意点: Markdownで書いた場合は「Markdown編集モード」に、HTMLで書いた場合は「HTML編集モード」に貼り付けるのが、意図しない変換を防ぐコツです。
このセクションでは、H2から見出しを始めるメリットと、その具体的な方法についてお伝えしました。ちょっとした手間かもしれませんが、記事の質をグッと上げるための一歩になるはずです!
悩ましい過去記事はどうする?Hタグ修正の対応方針と手順
さて、これからの記事はH2から見出しを書いていくとして…「じゃあ、もう投稿しちゃった過去の記事たちはどうすればいいの?!」って思いますよね。私も真っ先にそれが頭に浮かびました。全部直すのは大変そうだし…。
いくつか対応の選択肢があるみたいなので、ご自身のブログの状況やかけられる時間と相談しながら決めるのが良さそうです。
過去記事のHタグ修正、どうする?選べる対応方針:
- 現状維持(何もしない):
- メリット: とにかく手間がかかりません。
- デメリット: SEO的な改善や、サイト全体の構造的な統一感はそのまま。新しい記事と古い記事で見出しの始まり方が混在することになります。
- こんな場合に: 記事数がものすごく多くて手作業での修正が現実的でない場合や、過去記事のアクセスがほとんどない場合など。
- 主要な記事・アクセスの多い記事から優先的に修正:
- メリット: 特に読まれている記事や、検索で上位表示させたい重要な記事から効果的に改善できます。全部直すよりは現実的。
- デメリット: どの記事を優先するか選ぶ手間や、修正する手間はかかります。
- こんな場合に: Googleアナリティクスなどでアクセス状況を把握していて、特に力を入れたい記事が明確な場合。
- 時間を見つけて少しずつ全記事を修正:
- メリット: サイト全体の品質が上がり、SEO効果も最大限に期待できます。ブログ全体の構造的な統一感もバッチリ。
- デメリット: 最も手間と時間がかかります。記事数によっては本当に大変な作業に…。
- こんな場合に: ブログ運営にしっかり時間を割ける方や、記事数がまだそれほど多くない方、長期的な視点でブログの価値を高めたい方。
- CSSで見た目の調整を強化し、HTML構造は許容する(一時的な対応として):
- これは、例えば「過去記事のH3の見た目を、新しい記事のH2の見た目にCSSで近づける」といった対応です。
- メリット: HTMLの構造を直接いじるよりは手間が少ないかもしれません。読者さんから見たときの「見た目の不統一感」はある程度ごまかせるかも。
- デメリット: あくまで見た目だけの対応なので、HTMLの構造自体は最適化されていません。検索エンジンはCSSではなくHTMLの構造を見ているので、SEO的な効果は期待薄です。
もし修正するなら…具体的な作業手順:
- 対象記事を決める: まずはどの記事から手をつけるかリストアップ。
- バックアップ: 念のため、記事の内容をコピーしておくなどバックアップを取ると安心です。
- 1記事ずつ修正:
- 記事の編集画面を開き、「HTML編集」モードに切り替えます。
- 現在の見出し構造を確認しながら、例えば
<h3>大見出し</h3>
となっているところを <h2>大見出し</h2>
に、その下の <h4>中見出し</h4>
を <h3>中見出し</h3>
に、というように、機械的に1レベルずつ繰り上げるイメージで修正していきます。(注意点: 単に置き換えるだけでなく、その区切りが内容的に適切かどうかも確認しながら行うと、より質の高い記事になりますよ!)
- プレビューで確認: 修正後、見た目や目次が意図通りになっているか必ずプレビューで確認しましょう。
- 更新: 問題なければ記事を更新します。
- (できれば)サーチコンソールでインデックス再登録: 重要な記事を修正した場合は、Google Search Consoleというツールから「この記事更新しましたよー」とGoogleに知らせる(インデックス再登録をリクエストする)と、変更がより早く検索結果に反映されるかもしれません。
私個人としては、まずはアクセスの多い記事や特に力を入れたい記事から優先的に修正してみて、時間に余裕が出てきたら少しずつ他の記事も…というのが現実的かな、と感じています。
CSSでの見た目の調整も一つの手ではありますが、それはあくまで「応急処置」と考え、理想はHTMLの構造自体を整えること、と覚えておくと良いかもしれませんね。
まとめ:見出しを整えて、もっと読まれるブログへ!
今回は、はてなブログの「H2問題」について、私なりに調べて分かったことや感じたことをまとめてみました。
- はてなブログのデフォルトでは記事本文の見出しはH3から始まることが多い。
- しかし、SEO効果や記事の分かりやすさを考えると、記事本文の最初の見出しはH2から始めるのがおすすめ。
- 大切なのは、H2 → H3 → H4…と、見出しレベルを正しく階層的に使うこと。
- 過去記事の修正は大変だけど、重要な記事から少しずつでも手をつける価値はあるかも。
ブログの見出しって、普段何気なく使っているかもしれませんが、実は読者さんにとっても検索エンジンにとっても、記事の内容を理解するための大切な道しるべなんですよね。
私もこの「H2問題」を機に、改めて自分のブログの見出しの使い方を見直してみようと思いました。
少しの手間かもしれませんが、見出しを整えることで、あなたのブログがもっと多くの人に読まれ、そしてもっと分かりやすいものになるはずです。ぜひ、試してみてくださいね!
【キーワード】
- はてなブログ
- H2問題
- 見出し
- SEO
- ブログ運営
- 記事作成
- HTML
- Markdown
- CSS
- 過去記事修正
【執筆者(りょう)より】
ブログ運営って、本当に奥が深いですよね。デザインをこうしたいな、もっと読んでもらうにはどうしたら?って、考え出すとキリがないくらい(笑)。でも、そうやって試行錯誤しながら、少しずつ自分のブログが育っていくのを見るのは、やっぱり楽しいものです。
今回の「H2問題」も、私にとっては新しい発見でした。もし「私も同じことで悩んでた!」という方がいらっしゃったら、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
皆さんのブログ運営に関する工夫や、「こんなことで困ってるよー」なんてことがあれば、ぜひコメントなどで教えてくださいね。一緒に楽しくブログを育てていきましょう!
いつも応援ありがとうございます!
クリックいただけると励みになります。