こんにちは!カメラマンのりょうです。
気が早いかもしれませんが…(笑)カメラ好きの皆さんなら、次のシーズンの撮影計画に思いを馳せることもあるのではないでしょうか?私にとって、毎年心待ちにしている被写体の一つが、夜空を彩るホタルたち。あの幻想的な光景を思い浮かべるだけで、今からワクワクしてしまいます。
実は去年、ホタルのシーズン終盤になって「あ!行かなきゃ!」と慌てて見に行ったんです…。もちろん、数匹の美しい光には出会えたのですが、「もっと早くから、もっとじっくりと向き合いたかったなぁ」という思いが強く残りました。
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だからこそ、来たる2025年シーズンは、何度も足を運びたい! そう心に誓って、今からOM-1と共にホタル撮影の計画を練っているんです。
今回は、そんな私の2025年ホタル撮影への熱い思いと、具体的な計画(妄想も多々含みますが!笑)を皆さんにお届けしたいと思います。「私も去年…!」なんて共感してくださる方がいたら嬉しいです。
去年の教訓「ホタルは待ってくれない!」~だからこそ、2025年は計画的に~
去年、慌てて見に行ったホタルたち。数は少なかったけれど、その儚くも美しい光は鮮明に覚えています。闇に吸い込まれそうなほど静かな田園風景の中で、ポツリ、ポツリと灯る光は、まさに自然が織りなすアートでした。
でも、やっぱり「もっと早い時期から通っていれば…」「もっと色々な場所で、様々な表情のホタルに出会えたかもしれない…」という後悔も正直ありました。有名な道保川公園のような場所も気になりつつ、結局はタイミングを逃してしまったり…。
ホタルの見頃は、本当に短い。 これは去年、身をもって痛感した教訓です。だからこそ、2025年はしっかりと情報収集をして、計画的に、そして何度も足を運んで、その一瞬一瞬を大切に写真に収めたいと思っています。
OM-1と共に、最高の瞬間を追い求めて~2025年、私が撮りたいホタルの表情~
私の愛機OM-1は、そんな私の「何度も通いたい!」という思いを力強くサポートしてくれるはず。特に「ライブコンポジット」機能は、刻一刻と変わるホタルの舞いを、まるで魔法のようにドラマチックに描き出してくれます。明るい背景はそのままに、ホタルの光だけを重ねてくれるので、初心者の方でも幻想的な写真が撮りやすいんですよ。
2025年は、このOM-1でこんなホタル写真を撮ってみたいなぁ、と夢見ています。
- シーズン初期の、まだ数少ないホタルが力強く光る様子
- ピーク時の、まるで天の川のような無数のホタルの乱舞
- 息をのむような、光の絨毯を広角レンズでダイナミックに!
- シーズン終盤の、名残惜しそうに光るホタルの儚さ
- 雨上がりの、しっとりとした空気の中で舞うホタル
- 水滴に反射する光など、普段とは違う幻想的な雰囲気を狙いたい。
システムエンジニアだった頃のように、状況を分析して最適なタイミングを見極め、植木屋で培ったように、自然の息遣いに耳を澄ませながら…(笑)そんな風に、ホタルと向き合えたら最高ですね。
「何度も通う」ための準備リスト~2025年ホタル撮影、私の本気モード~
「何度も足を運ぶ」ということは、それなりの準備も必要です。来シーズンに向けて、私が考えている準備リストを共有しますね!皆さんの参考にもなれば嬉しいです。
- □ 【最重要】ホタル出現カレンダーの作成(予想)
- 複数の情報源(自治体情報、SNS、過去のブログ記事など)から、地域ごとの出現開始・ピーク・終了時期を予測してみる。
- □ 複数の撮影候補地のリストアップと下見(可能な範囲で日中に)
- □ 天候に左右されないための代替プランの検討
- 雨でも比較的影響の少ない場所や、近隣の他の被写体なども視野に。
- □ OM-1のバッテリー管理の徹底
- 予備バッテリーは必須!長時間・複数回の撮影に備えます。
- □ 快適な待機のための装備
- 折り畳み椅子、虫除け(ホタルに影響のないものを)、軽食や飲み物など。
- □ 撮影データのバックアップ体制の確立
- □ 赤色ライトの準備
- ホタルや他の撮影者に配慮し、光量を抑えた赤色ライトを使用します。
まとめ|2025年、ホタルの光に導かれて
去年は少し悔しい思いもしましたが、その経験があるからこそ、2025年のホタルシーズンへの期待は膨らむばかりです。
何度も足を運び、OM-1という最高の相棒と共に、来年こそは心ゆくまでホタルの幻想的な世界を堪能し、写真に収めたいと思っています。皆さんも、それぞれのカメラで、悔いのないホタル撮影を計画してみてはいかがでしょうか?
「私も去年、同じような経験しました!」「来年こそは、こんなホタル写真を撮りたい!」といった皆さんのエピソードや、おすすめのホタル情報、OM-1での撮影テクニックなど、ぜひコメントで教えてくださいね。一緒に2025年のホタルシーズンを盛り上げていきましょう!
【おまけ】OM-1でキラキラホタルを撮るための基本ガイド ✨
「来年こそはホタル撮影に挑戦したい!」そう思ったあなたのために、OM-1でホタルを美しく撮るための基本的なポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
準備するものリスト 📸
- OM-1 カメラ本体
- 明るいレンズ: F値が小さい(F1.2~F2.8など)広角~標準レンズがおすすめです。より多くの光を取り込めます。
- 三脚: 長時間露光するため必須です。しっかりしたものを選びましょう。
- レリーズまたはスマートフォンアプリ (OM Image Share): カメラに直接触れずにシャッターを切るために使います。
- 予備バッテリー: 長時間撮影になることが多いので、満充電のバッテリーを複数用意しましょう。
- SDカード: RAWで撮影する場合、容量の大きなものを用意しましょう。
- 懐中電灯: 足元を照らすために必要です。ホタルや他の撮影者に配慮し、赤いセロファンを貼るなどして光を弱くしましょう。
- 虫除け、長袖長ズボン: ホタルがいる場所は蚊なども多いです。
OM-1 おすすめ基本設定 (ライブコンポジット編) ⚙️
設定項目 |
おすすめ設定 |
備考 |
撮影モード |
B (バルブ) に設定し、メニューから「ライブコンポジット」を選択します。 |
これがOM-1でのホタル撮影の最もおすすめな方法です! |
ISO感度 |
ISO 200~800程度から始め、状況に応じて調整します。 |
ライブコンポジットなら低めのISOでも光跡を重ねられます。 |
絞り (F値) |
F1.8~F4程度。レンズの開放F値に近い値で調整します。 |
あまり絞りすぎると光量が足りなくなります。 |
基準露出時間(ライブコンポジットの1コマの露光時間) |
まずは5秒程度から。状況に応じて1秒~15秒程度で調整します。 |
この時間が短いとホタルの光跡が短く点々となり、長いと滑らかな線になります。背景の明るさとのバランスを見て決めます。 |
フォーカス |
MF(マニュアルフォーカス)に設定します。 |
ピント合わせは慎重に! |
ホワイトバランス |
RAWで撮影する場合は後で調整可能なので、「AUTO」でもOK。 |
「晴天」やケルビン値指定で好みの色合い(例:幻想的に青っぽくなら4000K前後)にするのも良いでしょう。 |
手ブレ補正 |
三脚使用時はOFFにします。 |
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長秒時ノイズ低減 |
ライブコンポジット使用時はOFFにしてください。 |
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記録画質 |
RAWまたはRAW+JPEG。 |
RAWで撮影しておくと、後で明るさや色味を調整する際に有利です。 |
サイレント撮影(電子シャッター) |
ONにするとシャッター音がしないため、ホタルや周囲に配慮できます。 |
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撮影の簡単な流れ (ライブコンポジット) 🎬
- 三脚にカメラをしっかり固定し、構図を決め、上記のおすすめ基本設定を行います。
- ピント合わせ (MFで):
- 明るいうちに: 撮りたい範囲にある木や建物などにAFでピントを合わせ、その後MFに切り替えてピントリングを固定します。
- 暗くなってから: 遠くの街灯や明るい星などをライブビューで拡大し、ピントリングを回して最もシャープに見える位置に合わせます。ピーキング機能も活用しましょう。
- シャッターボタンを一度押すと、まず基準となる画像(ノイズ処理用)が撮影されます(設定した基準露出時間だけ露光)。
- 再度シャッターボタンを押すと、ライブコンポジット撮影が開始されます。液晶モニターに、光が徐々に合成されていく様子が表示されます。
- 好みの光跡になったら、もう一度シャッターボタンを押して撮影を終了します。モニターで確認しながら止められるのがライブコンポジットの最大の利点です!
大切なマナーと服装 🌿
- ホタルと周囲への配慮(重要!):
- ホタルに向けて強い光を当てない(カメラのAF補助光もOFFに)。
- 大きな音を立てない。
- 生息地を荒らさない、ゴミは持ち帰る。
- 他の撮影者や近隣住民への配慮も忘れずに。
- 服装:
- 長袖・長ズボン: 虫除け、草木による怪我防止、夜間の冷え込み対策に。
- 暗めの色の服: 白い服は光を反射しやすく、虫も寄ってきやすいと言われます。
- 歩きやすく滑りにくい靴: 足元が悪い場所もあるので安全第一。
- ライトの使い方:
- 赤色ライト推奨: ホタルへの影響が少ないとされています。懐中電灯に赤いセロファンを貼るなど工夫しましょう。
- 光量は最小限に: 足元を照らすのが基本。ホタルや他の人に直接向けないように!
この基本を押さえて、OM-1の素晴らしい機能と共に、来年のホタル撮影を思いっきり楽しんでくださいね!
【執筆者(りょう)より】
今回の記事では、私の昨年のホタル撮影の経験と、来年への熱い思いを綴らせていただきました。特に「何度も足を運びたい」という気持ちは、多くの写真好きの方に共感していただけるのではないかと思っています。OM-1の魅力と共に、ホタル撮影の楽しさ、そして計画するワクワク感をお伝えできていれば幸いです。
最後には、これからホタル撮影に挑戦したい方向けの簡単なガイドも追加しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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