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💡 TL;DR (要約):
鉄道写真の基本は、シャッタースピード優先モードでブレを防ぐこと。走行写真、流し撮り、駅スナップ、鉄道風景、夜景など、シーン別のカメラ設定をマスターすれば、初心者でも憧れの鉄道写真が撮れます。安全とマナーを守り、撮影を楽しみましょう!
忘れちゃいけないもの
設定の前に、2点だけ!!
SDカード(メディア)とバッテリー
どちらも、現地に着いたら無かった。。。
という経験があります、辛すぎます😢
その時、取った対策:
* SDカードは観光地価格でご購入。
* バッテリーの残量が厳しかった時は、フィルム時代に戻ったつもりで数枚、ここぞ!!というときだけ電源を入れて撮りました。
この2点、スマホとお財布の次に要チェックです!!!
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流し撮り、連射するならUHS-IIなどの速いカードを1枚は持ってい置くことをお勧めします。
Lexarなら安心ですね!!
では本題のカメラの設定に入りましょう。
まずはここから!鉄道写真の「キホン」のカメラ設定

「シャッタースピード?絞りって何…?」カメラの専門用語って、最初はちょっと戸惑いますよね。でも大丈夫!ここでは、動きの速い列車をカッコよく撮るための、 絶対に押さえておきたい基本的な設定 をピックアップしてご紹介します。
- 撮影モードは「S」か「Tv」が最初の相棒!
- カメラには色々な撮影モードがありますが、鉄道写真の基本は 「S(シャッタースピード優先AE)」 モード(キヤノンのカメラなら 「Tv」 モード)です。
- これは、「これくらいの速さでシャッターを切りたい!」という シャッタースピード を自分で決めると、カメラが自動で明るさを調整してくれる便利なモード。動きのある列車を撮るなら、まずこのモードにセットしてみましょう!
- キーワード: 撮影モード, シャッタースピード優先, Sモード, Tvモード
- ブレさせない!シャッタースピードの魔法
- これが一番大事かも!走行中の列車をピタッと止めたいなら、 シャッタースピードは最低でも「1/500秒」以上 を目安に。新幹線みたいにビューン!と速い列車なら、 「1/1000秒~1/2000秒」 くらいにすると、ブレずにシャープな写真が撮れますよ。
- 逆に、背景を流して躍動感を出す「流し撮り」(後で詳しく説明しますね!)に挑戦するなら、 「1/30秒~1/125秒」 くらいが目安。最初はちょっと難しいけど、決まると最高にカッコいいんです!
- キーワード: シャッタースピード, 手ブレ防止, 被写体ブレ, 流し撮り
- ピントの合う範囲を決める「絞り(F値)」
- 「絞り(F値)」は、レンズから入る光の量を調整するだけでなく、 ピントの合う範囲(被写界深度) をコントロールする役割も。
- 列車全体にしっかりピントを合わせたいなら、 「F5.6~F11」 くらいに。風景も列車もくっきり写したいときにおすすめです。
- 逆に、背景をふんわりぼかして列車を主役にしたい!そんな時は、 「F2.8~F5.6」 など、数字の小さい開放F値に近い値を選んでみましょう。望遠レンズを使うと、よりボケやすくてドラマチックな写真になりますよ。
- シャッタースピード優先モードならカメラが自動で設定してくれますが、「流し撮り」などでシャッタースピードを遅くしたいのに明るすぎる!なんて時は、絞りが一番小さい数字(F22とか)になっても光が入りすぎちゃうことがあります。そんな時はNDフィルターというサングラスみたいなフィルターが役立ちます。
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- 写真の明るさを左右する「ISO感度」
- 「ISO感度」は、カメラが光を感じる強さのこと。数値が低いほどノイズの少ない綺麗な写真になります。
- 晴れた日中なら 「ISO100~400」 で十分!
- 曇りや夕方など、少し暗くなってきたら 「ISO400~1600」 くらい。
- 夜やトンネルの中など暗い場所では 「ISO1600以上」 に設定することも。最近のカメラは性能が良いので、少しISO感度を上げても綺麗な写真が撮れることが多いですよ。
- カメラによっては「上限ISO感度」を設定できるオート機能もあるので、それを活用するのも賢い選択です!
- キーワード: ISO感度, 画質, ノイズ, 明るさ調整
- 動く列車にピントを合わせ続ける!「AF(オートフォーカス)」設定
- ピント合わせはカメラにおまかせ!でも、ちょっとした設定で精度がグンと上がります。
- AFモード: 動いている列車を撮るなら、ピントを合わせ続けてくれる 「コンティニュアスAF(AF-C、AIサーボ)」 が基本!これ、本当に便利なんです。停車中の列車なら 「シングルAF(AF-S、ONE SHOT)」 でOK。
- AFエリア: 列車を捉えやすい 「ゾーンAF」 や 「グループAF」 などがおすすめ。列車の顔(ヘッドライトとか運転席あたり)にピンポイントで合わせたい!というこだわり派の方は 「シングルポイントAF」 も良いですね。流し撮りにも有効です。
これらの基本設定をマスターすれば、あなたの鉄道写真は格段にレベルアップするはず!最初は色々試しながら、自分のカメラと仲良くなっていくのが一番の近道ですよ。
【シーン別】もっと素敵に!応用カメラ設定で差をつけよう
基本が分かったら、次は「こんな写真を撮りたい!」という具体的なシーンに合わせた設定に挑戦してみましょう。ここでは、特におすすめのシーンと設定例をご紹介しますね。
- 疾走する列車をシャープに捉えたい!
- まさに鉄道写真の王道!ビシッと止まった列車の姿は迫力満点です。
- 撮影モード: S(シャッタースピード優先)
- シャッタースピード: 1/500秒~1/2000秒(列車の速さに合わせて調整)
- 絞り: カメラ任せでOK(F5.6~F8くらいになることが多いです)
- ISO感度: 天候に合わせてオート(上限ISO1600~3200くらい)か、手動で調整
- AFモード: コンティニュアスAF
- AFエリア: ゾーンAFやダイナミックAFなど、列車を捉えやすいもの
- 連写: 高速連写で決定的瞬間を逃さない!
- ポイント: 列車の顔にしっかりピントを合わせるのがコツ!
- キーワード: 走行写真, 高速シャッター, 連写
- 背景を流して躍動感を出す「流し撮り」に挑戦!
- これが決まると本当にカッコいい!背景がビュンと流れて、列車のスピード感が際立ちます。
- 撮影モード: S(シャッタースピード優先)またはM(マニュアル)
- シャッタースピード: 1/30秒~1/125秒(最初は1/60秒くらいから試してみて!)
- 絞り: Mモードならシャッタースピードに合わせて調整。明るすぎる場合はNDフィルターも検討。
- ISO感度: 低め(ISO100~400)を意識。
- AFモード: コンティニュアスAF
- AFエリア: シングルポイントAFで列車の先頭に合わせ続けるのがおすすめ。
- 連写: 高速連写
- 手ブレ補正: レンズに「流し撮りモード」があればON。なければOFFにするか、説明書を確認しましょう。(三脚使用時は基本OFF)
- ポイント: カメラを列車の動きに合わせてスムーズに振るのが命!最初は難しいけど、練習あるのみです。私も最初は失敗ばかりでした(笑)。でも、成功した時の達成感は格別ですよ!
- キーワード: 流し撮り, スローシャッター, 動感表現, 練習
- 旅の思い出を素敵に残す♪ 停車中の列車や駅舎スナップ
- 旅情あふれる駅のホームや、停車中のクラシカルな列車。じっくり撮るのも楽しいですよね。
- 撮影モード: A(絞り優先)
- 絞り: F8~F11で駅全体をシャープに撮るか、F2.8~F5.6で列車の一部を際立たせ背景をぼかすのもおしゃれ。
- シャッタースピード: カメラ任せ(手ブレしないように注意!)
- ISO感度: 低め(ISO100~400)で画質良く。
- AFモード: シングルAF
- AFエリア: シングルポイントAFで、ピントを合わせたい場所に正確に。
- ポイント: 光の方向を意識したり、面白いアングルを探したりすると、個性的な一枚になりますよ。
- キーワード: 駅スナップ, 停車中, 絞り優先, 旅情
- まるで絵画のよう!美しい風景と列車を一緒に「鉄道風景写真」
- 四季折々の自然の中を走る列車は、それだけで一枚の絵になりますよね。
- 撮影モード: A(絞り優先)
- 絞り: F8~F16くらいに絞って、手前の風景から奥の列車までしっかりピントを合わせるのがおすすめ。
- ISO感度: 低め(ISO100~200)でじっくりと。
- その他: 三脚 があると、構図をじっくり決められたり、ブレを防いだりできるので、ぜひ使ってみてください。
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- ポイント: 寒さ対策も忘れずに!じっくりと光を捉える楽しさを味わってみてください。
撮影をもっと楽しく!覚えておきたい+α
* 手ブレ補正はON?OFF? :基本はONでOK!でも、流し撮りの時は専用モードがあるか確認を。三脚を使う時はOFFにするのがセオリーです。
* RAWで撮っておけば後から魔法が使える? :JPEGでも十分綺麗ですが、 RAWデータ で撮影しておくと、後から明るさや色味を細かく調整できるので、こだわりの一枚を仕上げたい方にはおすすめです。データ量は大きくなりますが、その価値はありますよ!
* レンズフードは名脇役! :レンズに付けるフード、飾りじゃありません(笑)。余計な光をカットして、写真が白っぽくなる「フレア」や「ゴースト」を防いでくれるので、必ず装着しましょうね。
* 水平・垂直は大事! :カメラの 水準器 機能があれば活用して、地面や建物が斜めにならないように意識すると、写真がぐっと安定します。
* ヒストグラムもチェック! :撮影後に ヒストグラム というグラフを表示すると、写真が明るすぎ(白飛び)たり暗すぎ(黒つぶれ)たりしていないか確認できて便利です。
いちばん大切なのは「安全」と「楽しむ心」
ここまで色々な設定についてお話ししてきましたが、どんな素晴らしい写真を撮るためにも、絶対に守ってほしいことがあります。それは、 安全第一 ということ。
- 線路内への立ち入りや、危険な場所での撮影は絶対にダメ!
- 駅員さんの指示には必ず従いましょう。
- 他の乗客の方や、周りの人の迷惑にならないように配慮を忘れずに。
ルールとマナーを守ってこそ、本当に素敵な鉄道写真が生まれます。そして何より、 楽しむこと! これが一番大切です。お気に入りの列車、心惹かれる風景、それらを自分の手で形に残す喜びを、ぜひ味わってください。
まとめ:さあ、カメラを持って鉄道写真の旅に出かけよう!
今回は、鉄道写真を撮るためのカメラ設定の基本から、シーン別の応用テクニックまでご紹介しました。
- 基本設定のポイント:
- 撮影モードは「S(Tv)」からスタート!
- シャッタースピードで動きをコントロール!
- 絞りでピントの範囲とボケ感を調整!
- ISO感度で明るさと画質をバランス!
- AF設定で動く列車もバッチリ!
- シーン別応用で表現の幅を広げよう!
- シャープな走行写真から、アートな流し撮り、旅情あふれる駅スナップまで。
- 安全とマナーを守って、撮影を楽しもう!
最初は難しく感じるかもしれませんが、実際にカメラを操作して、色々な設定を試してみるのが上達への一番の近道です。「こうしたらどう写るんだろう?」というワクワク感を大切に、あなただけの素敵な鉄道写真を見つけてくださいね。
もし、「こんな写真が撮れたよ!」「ここがよく分からなかった…」などあれば、ぜひコメントで教えてください。あなたの鉄道写真ライフが、もっと豊かで楽しいものになるよう、応援しています!
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