Atomエディタ愛用者のためのパッケージ手動インストール方法

「あぁ、またか…」

お気に入りのツールが、いつの間にか開発終了していた時の、あの何とも言えない喪失感。同じ経験をしたことがある方は、きっと少なくないはずです。

私にとって、Atomエディタはまさにそんな存在でした。シンプルで使いやすく、マークダウン（Markdown）形式にも対応。ブログを書く際の相棒として、なくてはならない存在だったんです。

実は、Atomエディタが開発終了する少し前まで、長年サクラエディタをメインで使っていました。テキスト編集において、サクラエディタはまさに頼れる相棒のような存在。しかし、ブログを始めるにあたって、マークダウンに対応したエディタが必要になったんです。

そこで出会ったのが、Atomエディタでした。開発が終了してしまったと知った時は、本当にガッカリしました。まるで長年連れ添った相棒との別れを告げられたような、そんな寂しい気持ちでした。

それでも、Atomエディタを使い続けていました。多少の不具合は目を瞑り、だましだまし使っていたんです。だって、他に乗り換えられるエディタが見つからなかったから。

そんなある日、Atomエディタを日本語化しようとしたら、以前の方法ではできなくなっていることに気が付きました。「やっぱり、もう限界か…」と諦めかけたその時、奇跡が起きたんです！

Atomエディタは、GitHubが開発していたテキストエディタです。豊富なパッケージで機能を拡張でき、カスタマイズ性が高いのが魅力でした。特に、マークダウンプレビュー機能は、ブログ記事を書く際に重宝していました。

しかし、2022年12月15日に開発が終了。GitHubによるサポートも打ち切られてしまいました。

Atomエディタを日本語化するには、通常、設定画面から「japanese-menu」というパッケージをインストールします。しかし、開発が終了した影響で、このパッケージが見つからなくなってしまったのです！

途方に暮れながらも、インターネットの海を彷徨っていると、救いの手が差し伸べられました。

ある日、ソロ学(sologaku.com)さんの記事に出会いました。

この記事には、開発が終了したAtomエディタでも、特定の方法で、日本語化パッケージをインストールできる裏技が紹介されていました！それは、以下の手順でパッケージを手動でインストールする方法です。

開発が終了してしまったAtomエディタですが、パッケージを手動でインストールすることで、機能を復活させられる可能性があります！ここでは、日本語化パッケージを例に、その手順を分かりやすく解説します。

GitHubからパッケージをダウンロード！

まずは、japanese-menuパッケージの本体を、GitHubからダウンロードします。パッケージの公開ページにアクセスし、緑色の「Code」ボタンをクリック。表示されたメニューから「Download ZIP」を選択して、パッケージをZIP形式でダウンロードしましょう。

まるで宝探しみたいで、ちょっとワクワクしませんか？

github.com
ダウンロードしたZIPファイルを解凍！

ダウンロードが完了したら、ZIPファイルを解凍します。

解凍ソフトを使って、中身を取り出してください。
「packages」フォルダにパッケージを移動！

解凍したフォルダを、Atomの「packages」フォルダに移動します。このフォルダは、通常以下の場所にあります。

C: ＞ユーザー＞ (あなたのユーザー名) ＞ .atom ＞ packages

もし、「.atom」フォルダが見つからない場合は、隠しファイルを表示する設定になっているか確認してみてください。

フォルダの移動が終われば、準備は完了です！
Atomエディタを再起動！

最後に、Atomエディタを再起動します。再起動後、日本語化が適用されていれば成功です！おめでとうございます！