Evotoのレタッチ方法とは

12月のEvotoセミナーに参加するつもりでいたのですが、申し込んでいた日程に撮影が入ってしまい、キャンセルすることになってしまいました。

残念。。。

いくつか、当日に聞こうとしていた質問があったので、キャンセルのメールと合わせて送らせていただきました。

質問の経緯。

撮影データの納品方法として、スタジオ様にほぼ全データをいったん納品することが多く、Evotoが自分の使い方に合っているのか？気になっていました。

スタジオにカメラマンなどで登録されている方はイメージが付きやすいいと思いますが、全数に対してチケット🎫を使用すると塵も積もれば。。。で、大変な枚数、金額になってしまいます。

・振袖案件が多く、契約スタジオ様へ撮影日分の数百枚単位での納品が発生するのですが、Evotoでは作業１枚当たりのチケット制だと把握しています。

→はい、ご認識の通りです。チケットの仕組みについて補足させていただきますと、同じプロジェクト内の同じカットであれば、何回書き出してもチケット消費は1枚だけとなります。そのため、顧客からの要望でやり直しはもちろん、1カットに対して数パターンのレタッチ済みの写真を出す際も、消費チケットは1枚になります。なお、元写真の保存場所やファイル名が変更された場合、Evotoが同一写真と認識できなくなり、書き出した際に新たにチケットが消費されますのでご注意ください。

・数パターンのレタッチ済みの写真を出す際も、消費チケットは1枚

同じデータを何度か書き出ししてもチケット1枚でいいというのは、気兼ねなくレタッチにチャレンジできるので扱いやすいな。と思いました。

・元写真の保存場所やファイル名が変更された場合、Evotoが同一写真と認識できなくなり、書き出した際に新たにチケットが消費される

パソコンに取り込む際のルールが重要ですね。この場合はチケットが消費されてしまうということで、最初の保存先が重要になってきます。他のソフト、Lｒを使う際もカタログを作成するので、結果的に保存先のルール（フォルダの保存先や名前など）を決めておくと利便性が保たれるますが、変更も安易にできるので自由度がある程度ありました。

・撮影分から数枚を処理することになると思うのですが、その数枚当たりの統合性、違和感がないようにすることができるのか？

→Evotoはカットごとの特徴を把握した上でAI処理をしているので、人物レタッチに関しては仕上がりに統一感を出すことが可能です。色味につきましては「AIカラールック」をお使いいただいた場合には、AIが各カットの色味の特徴を捉えて自動でパラメーターを調整します。手動で設定した色補正については同期した際に同じパラメーターが引き継がれます。

・人物レタッチに関しては仕上がりに統一感を出すことが可能です。

一安心です。別のカットを操作した場合も、色補正を含め同じ雰囲気にまとめてくれるようです。
ルミナー、しばらく触れていないので記憶があいまいですが、あちらはどうだったかなぁ？？

・また作業したものとそうでないもの、またはライトルームなどで作業したものとでの差、違和感がでないようにするTipsはあるのか？

→作業したものとそうでないものでの差や違和感については、作業したものにどの程度レタッチ効果を施し方で変わってくるかと思います。Tipsではありませんが、スペースキーでBefore/Afterをこまめに確認しながら効果を追加することをおすすめします。

→Lrで作業したものとの差については、大変面倒ですが、Lr上で表示されている写真とEvotoで表示されている写真を見比べながら調整するしかないです。開発会社が異なる製品のため、とくに色味に違いが出やすいのでLrで補正した写真をEvotoで最終仕上げする際はレタッチ前に色が希望通り再現されているかご確認いただく必要がございます。

・表示されている写真を見比べながら調整

＞『見比べながら調整。。。』
やはりチカラ技で統一感を持たせるしかないようですね。

納品全てとなると枚数的のもかなりの数になりますので、全体の雰囲気を統一するためだけにあまりレタッチの必要性を感じない写真でもチケットを消費してしまうことになりそうです。

お客様に選んでいただいたデータかどうか以前に納品作業がある場合などは、対象カット数が多いくなってしまうので使用に対するマインド、金額的なハードルが高くなますね。

Evotoさんより、解説動画のリンクも教えて頂いたのでこちらに貼っておきます。

Evotoユーザーによる使い方について詳しく解説した動画がございますので、
もしまだご覧になられていない場合はぜひご視聴ください！

▼【チート級】禁断のAIレタッチソフト徹底解説【Evoto AI】

youtu.be